LINEスタンプ用イラスト40点を『わずか2日で仕上げる』ための3つのポイント
前田ムサシのLINEスタンプ第7弾完成!
すべて審査中でいまだひとつも販売が始まっていませんが、前田ムサシのLINEスタンプ第7弾が完成しアップすることができました。今回のLINEスタンプの制作期間はわずか2日。
LINEスタンプ用のイラスト40点を自分でも驚くほど早く仕上げることができました。
作品づくりにスピードは重要!
実は作品づくりにスピードは重要です。ある程度の速さで作っていかないと絵に勢いがなくなりダレてしまうのです。今回のLINEスタンプはスピードにこだわって作りました。そのためにボクが考えたポイントは3つ。
①スタンダードに徹する!
イラストに使うメッセージはスタンダードなものに限定しました。キャラも単純なものにしてアイデア段階でスピードが鈍らないようにしました。
②気楽に描く!
イラストというものはしっかりと構成されて練り上げられたものだけが素晴らしい…とは限りません。特にLINEスタンプの場合はスマホで気軽に使うコミュニケーションツールですので、力まない作品づくりを心掛けることも大切。
今回の作品はいたずら描きの感覚で気楽に楽しんで描きました。考えすぎず楽しんで描いた方が線が生き生きとしてくるものです。
③デジタルツールをフル活用する!
液タブとは液晶タブレットのこと。液晶タブレットとはタブレットに専用ペンで直接絵を描ける道具。ボクの使っている液タブが2014年11月に購入したワコムというメーカーのCintiq13HDという機種。
この液タブと漫画制作ソフトのクリップスタジオとの組み合わせが最強なのです。デジタルツールを使いこなすことで紙に描いていた時代とは比べ物にならないほどの高速で作品を仕上げられるようになりました。
まとめ「締め切りは大切です!」
今回のLINEスタンプづくりのテーマは「スピード」だったわけですが、それにしても2日という短期間で出来上がるとは自分でも思っていませんでした。しかも手の速度を上げたおかげでポップで生き生きとした雰囲気に仕上がりました。
作品づくりに締め切りは大切です。LINEスタンプのように誰かに依頼されたわけではない作業の場合、納期が決められていないためついつい制作期間が延びてしまいがちです。
このような作業の場合は自分で締め切りを設定し、しっかりと区切りをつけながら仕事を進めていくことが大切ですね。