ぷにょぷにょ動く猫の二重アニメーション・テクニックとは?
3Dモデルのネコがぷにょぷにょ動くフィリピン語(タガログ語)のアニメーションスタンプを制作中。
今回はMMDとCLIP STUDIO ACTIONを使った二重アニメーション・テクニックを使いました。
二重アニメーション・テクニックとは?
①PMXエディタで3Dモデルを用意する
まずはキャラクターのモデルを用意します(使用ソフトはメタセコイア)。ピンクのネコさんと一緒に黄色いヒヨコさんも登場です。
上の画像はPMXエディタの画面。3Dモデルにボーン(骨組み)を入れてウエイト塗りという作業をしてキャラクターが動けるようにします。
②MMDでモーションをつける
つぎにMMD(ミクミクダンス)でモーションをつけます。モーションの長さは2秒。ふにゃふにゃした動きをイメージしました。
AVI形式で動画出力してCLIP STUDIO ACTIONで作成した動くLINEスタンプ用のファイルに貼り付けます。
③CLIP STUDIO ACTIONでさらに動きをつける
MMDで作ったAVI動画にCLIP STUDIO ACTIONでさらにアニメーション効果をつけます。
これが二重アニメーション・テクニックです。
上下に伸ばしたり縮めたりすることでMMDだけでは表現できないぷにょぷにょした動きを表現することが出来ます。
【まとめ】人工知能が創作を変える!?
こういうおもしろいソフトをいくつか使ったテクニックを使い自宅のパソコンで簡単にアニメーション制作ができるのは本当に素晴らしいと思います。
30年前にはまったく予想できなかったコンピューターの時代がやってきました。
次の時代にはさらに人工知能を活用した制作ができるようになるのかな?
最近では囲碁と将棋の世界で人工知能が驚異的な強さを見せ話題になっています。芸術や創作の世界にもいずれは人工知能が活躍する時代がやって来ると思います。