【リジェクト発生】タガログ語LINEスタンプでやってしまった痛恨のミスとは!?
現在審査中のLINEスタンプ「ムサシのタガログ語【基本編】」にてリジェクトが発生しました。「Good night(おやすみ)」のイラストに問題ありということなのですが…
何が問題だったのか?
LINEから届いたリジェクトのメッセージはこちら
LINE Creators Marketをご利用いただき、ありがとうございます。
申請されたスタンプは、以下の審査ガイドラインの項目に該当いたします。
対象:画像
1.9.説明文、タイトルと矛盾しているもの
(英語)スタンプを修正のうえ、再度リクエストをお願いいたします。
つまりタイトルと説明文に対してスタンプのイラストの内容が違っているということなのです。
このスタンプの英語のタイトルは「Tagalog & Japanese Basic greetings(タガログ語と日本語の基本的あいさつ)」。
説明文には「フィリピンのタガログ語と日本語の翻訳タイプのスタンプ…」といった感じの文章を書きました。
つまりタイトルと説明文にタガログ語と書いてあるにも関わらず「Good night」という英語がスタンプに書かれているのが問題だったようです。
そもそもタガログ語とはなんなのか?
フィリピンはアメリカ植民地時代がありましたので英語が生活の中に浸透しています。タガログ語の中にも英語が入り混じっているのです。
というわけで出版されているタガログ語のテキストを見ると「おやすみなさい」は「Good night」なのです。実際にボクがフィリピンに滞在した時にも寝る時にはもちろん「Good night」と挨拶していました。
さらにフィリピンにはアメリカ統治の前に約330年間の長いスペイン植民地時代がありますのでタガログ語の中には英語だけでなくスペイン語も入り混じっています。
タガログ語というのはそんな不思議な言葉なのです。
解決方法はこちら
とはいってもLINE側にリジェクトされてしまったので直さなければいけません。
そこで「トゥトゥログ・ナ・アコ(Tutulog na ako)」というタガログ語を使うことにしました。日本語で「もう寝ます」という意味です。
ただ「おやすみなさい」とは少し意味合いが違いますのでイラストだけ残してスタンプの文字はすべて変えることにしました。
リジェクトされてうれしいともある!?
外国語の翻訳型スタンプを作るのは意外と難しいですね。リジェクトされてしまった時に訂正するのはなかなかひと苦労します。
タガログ語の場合はうちの妻がフィリピン人ですからなんとかなるのですが、この前作ったインドネシア語LINEスタンプでリジェクトがあった場合には結構きついと思います。
ただしリジェクトされてうれしいこともあるんです。それは他のイラストの差し替えもできちゃうこと。
メイン画像とタブ画像、そして何点か直したいイラストがありましたのでちゃちゃっと直しちゃいました。ついでにタイトルもわかりやすく直しました。
さっそく審査リクエストそしましたが、ここから再度「審査待ち」となりますので販売までにはさらに時間がかかります。かなりトホホですがめげずに次のスタンプを制作中です!