手描きかデジタルか!?『味のある線』にこだわった韓国語スタンプ制作中
ただいま新しい韓国語スタンプを制作中です。今回は紙とペンを使って手描きの味にこだわりましたよ。
デジタルから手描きへ!
液晶タブレットを買ってからのこの1年半ほどデジタル作画にこだわってきました。
以前は板タブと呼ばれる普通のタブレットを使っていたのですが、一度液晶タブレットを使ってしまうと便利すぎて本当に手放せませんね。
しかしここに来てふと手描きに回帰することを思いつきました。
というわけで今回の韓国語LINEスタンプの制作ではひさびさに『紙』の登場。そして生まれたキャラクターは丸いまゆげがかわいいマロパンダです。
やっぱり手描きは楽しいね!
使った道具はスケッチブックとプラマン。
このプラマンというカートリッジ式の万年筆。これがなかなか味のある線が引けるペンなのです。
それから文房具屋さんで『よく消える!』というキャッチコピーを見て思わずニトムズの消しゴムを買ってきました。
仕上がりを考えながらいろいろ道具をそろえたり…やっぱり手描きは楽しいね!
こうしてスケッチブックに描いた絵をスキャナーでパソコンに取り込みます。
じゃじゃん!できあがったスタンプのサンプルがこちら。使用ソフトはセルシスのCLIP STUDIO PAINT(略してクリスタ)。
文字部分は何回も訂正する可能性を考えてフリーのフォントを使いました。
手描きイラスト特有のインクのにじみや線のふらふら感がなかなか良い感じです。
手描きもいいけどデジタルもね!
手描きの方がいいのか、デジタルの方がいいのか…もうそんな考え方をする時代はとっくに終わっているんですね。
絵を描く楽しさなら手描きにはかなわないし、仕上げに向かっていくスピードや修正の簡単さはやっぱりデジタルが有利。
「手描きだ!」「デジタルだ!」とこだわるよりも手描きとデジタル両方の良い部分を引き出して創作することが大切ですね。