【困窮邦人11「セットアップ」】フィリピンでの麻薬所持は2006年まで死刑でした
東南アジアを中心に旅行者を狙った
セットアップという犯罪があるんです!
どういう犯罪かと言いますと・・・
(※【訂正】フィリピンの死刑制度は2006年にアロヨ大統領により既に廃止。)
セットアップの手口
「このままじゃあなた刑務所入って死刑よ!」ってなるわけです。つまり自分以外の人間はすべてグルなんですね。知らないのは本人だけ!(最近では芸能人が美人局にあったという話がありましたけど)
ボクがこの件に関わった当時フィリピンでは麻薬所持は理由の如何に関わらず死刑だったんです!(死刑制度は2006年にアロヨ大統領により既に廃止されました。)
1994年にフィリピンネグロス島のバコロド空港で人から渡された土産の中に大麻が入っていたことが発覚して逮捕された日本人がいます。(死刑判決→終身刑→16年経過のあと恩赦となりました)
妻のお母さんはこの事件のことを覚えていたのだと思います。
海外では「日本人同士だから」という油断が生まれる
考えてみればその日あったばかりの人から、何が入っているかわからない荷物を預かるなんて日本国内ではありえないこと。
なのに海外で日本人に出会うと「同じ日本人だし・・・」という情がわいたり、変な安心感が出たりして油断してしまうことがあるんですよね。
やはりフィリピンのスラム街に住む困窮邦人と呼ばれる人たちには関わってはいけなかったんです
ディスカッション
コメント一覧
フィリピンに住んでます。
身近すぎてはハマってしまいました。
(^^)v
吉田さんコメントありがとうございます。
フィリピンのおもしろい情報があったら教えてくださいね。
はじめまして。フィリピン在住30年以上の河村賢一と申します。貴殿の漫画を毎回楽しく読ませていただいております。ちなみに私も趣味で漫画を描いています。
絵柄がとても可愛らしいですね。ストーリーも面白く、次回がいつも待ち遠しいです。
これからもよろしくお願いします。
河村さんコメントありがとう!
「犬のクンクン」サイト見ましたよ。1969年生まれ、ボクと同い年ですね!
ボクもフィリピンの妖怪についてはTikbalangなど「フィリピン妻4コマ日記」の中で少し描いたんですけど
フィリピンには面白い妖怪がたくさんいるので、これからもいろいろ紹介していきたいと考えてるんですよ( ^ω^)