新作の動くスタンプを作って気がついたアニメ制作3つのコツ
新作のLINE動くスタンプ「楽しく動く!ウサギとカエルとトラ猫グミー(A Rabbit and A Frog and Tabby Cat Gummy)」をリリースしました。
ウサギとカエルとトラ猫のグミー、可愛い3匹のキャラクターが楽しく動くユニークでクールなアニメーションスタンプです。
新作の動くスタンプを作って気がついたアニメ制作の3つのコツを挙げたいと思います。
①小さな動きでは動いて見えない!
アニメーションのスタンプを作ってみて気づいたことは、小さな動きでは動いて見えないということです。
アニメというのは前後のコマの絵をかなり大きく変えなければ動いては見えないのですね。
それでいて動きの自然さを失わないことが大事です。
②大胆なポーズで躍動感を出せ!
①の「小さな動きでは動いて見えない」にも通じるのですが、中途半端なポーズでは生き生きとした動きが出せません。
最初にイメージした以上の大胆なポーズをつけて初めてキャラクターの躍動感か出てくるのですね。
③リアルな動きよりもイメージを大切に!
リアルな動きをつけたいばかりに実際の映像を参考にして絵を描いてみると失敗します。
現実の動きを直接参考にすると逆にリアルな動きがでてこないのです。
ここが一番大切な点です。
アニメにはアニメのリアルさがあるのです。
現実世界のリアルな動きよりも自分の頭の中のイメージを大切にして動きをつけていくことがアニメ制作のポイントなのですね。
【まとめ】アニメ制作で手を動かすことの大切さを知る。
今回制作した動くスタンプ「楽しく動く!ウサギとカエルとトラ猫グミー」の制作期間は約2ヶ月。
なかななか動きをつけるポイントを見つけるのが難しくて試行錯誤の連続でした。
作業量はかなりのものになりましたが、マンガの現場しか知らない自分にとってアニメの制作はとても新鮮で楽しい作業になりました。
絵を描いて、そして実際に動かしてみて気づくことがたくさんあり、やはり手を動かすことの大切さをあらためて知りましたね。
それにしても自分でアニメーションスタンプを作ってみてテレビや映画のアニメを見る目が変わりましたね。
世界に誇る日本のアニメーターたちの仕事にあらためて敬服いたします!
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