アニメ制作でボクが使っている5つのソフトウェア
LINEの動くスタンプ(アニメーションスタンプ)の審査開始に向けて制作進行中です。ボクが作っているのはご覧の通り3DCGのキャラを使ったアニメ。
ボクのアニメーションスタンプの制作方法をご紹介…したいところなのですが、アニメ制作はなかなか手間がかかるのでここですべてをご説明するのは難しい。
そこで今回はざっくりとアニメ制作でボクが使っている5つのソフトウェアの紹介です。
①Metasequoia(メタセコイア)
3Dモデリングの定番ソフトであるMetasequoia(メタセコイア)。まずはこれがなければ始まりませんね。
このソフトでキャラクターの3Dモデルを作ります。かわいく作ろ―!
②PMXエディタ
このあとに紹介するMMDでキャラクターを動かすためにPMXエディタでボーン(骨組み)を入れたりします。
ウエイト塗りなどかわいく動かすために手を抜けない作業が続きます。かなり根気が必要。
③MMD(MikuMikuDance)
いよいよMMD(MikuMikuDance)でキャラクターを動かします!
MMDは樋口優氏作成の3DCG動画作成ツール。初音ミクにダンスをさせるために作られたソフトです。
このMMDが本当にすばらしい!メリハリのあるかわいい動きをつけられます。
できあがった動きはAVIで出力。
④CLIP STUDIO ACTION
アニメ制作ソフトのCLIP STUDIO ACTIONで文字や効果をいれて実際に使うアニメを作っていきます。
コミカルなタイミングをとるのがなかなか楽しい。最後は連番PNGで出力。
⑤APNG Assembler
連番PNG画像からAPNGファイルを作れるのがAPNG Assembler。APNGなんて初めて聞く言葉で最初は戸惑ったのですが使い方は簡単ですよ。
【まとめ】やっぱりアニメ作りは楽しい!
というわけでボクのアニメ制作には5つのソフトを使っています。
実際にはCLIP STUDIO ACTIONを使うときにCLIP STUDIO PAINTというソフトを連携させているので合計6つのソフトを使ったことになります。
実は制作途中で他にもいくつかのソフトを試しています。この方法に落ち着くまでは試行錯誤の連続でした。
ソフトウェアの間をファイル変換しながら行ったり来たりして頭の中がごちゃごちゃになりながらも…やっぱりアニメ作りは想像以上に楽しい!
みなさんも楽しいアニメーションスタンプ作りに挑戦してみてくださいね。