ラテン系のフィリピンママに言ってはいけないタブーの言葉
節約するのは貧乏な人?
ママに節約の言葉はタブーです。どうもフィリピンでは「節約する人=貧乏」というイメージらしい。節約、節約と考えているとフィリピンの貧乏時代を思い出してイライラしてくるらしいのです。ちなみにフィリピンでお金持ちのイメージは太っている人。つまりお金のある人はお肉をたくさん食べられるので太ってるということらしい。だから「太っている社長さん」なんていう人はママから見ると超お金持ちに見えるらしいです。
世の中ではいろいろな節約術が紹介されていますが、ママは「炊飯器の保温をやめてレンジでチンすれば年間○○円の節約」みたいな話が大嫌い。テレビで節約術特集などが始まると「アイナコ!そんなこといちいち考えてられないよー!」と叫びだします。
まあ確かに節約のことばっかり考えてると悲しくなってくるのは確か。それより収入を増やせるよう頑張ろう!
お金のないフィリピン人の優雅な生活
クリスマスシーズンに海外からフィリピンに里帰りしたママのいとこ達の写真がフェイスブックにたくさんアップされている。親戚みんなでパーティーしたり外食に行ったりショッピングしたりととても楽しそうだ。いとこ達はドバイやマレーシアなどの海外に出稼ぎに出ている。もちろんフィリピンで働くより給料はいい…だからと言って、そんなにすごい金額をもらっているわけではない。フィリピンに住む家族も普段はお金に困っている方だ。
なのにフィリピンの人たちはこの年末年始にお金を全部使ってしまうのです。だからあとで必ず困ることになるのです。だったら少しは節約して生活費を残しておけばいいのに…と思うんですけど、フィリピンの人たちはせっかくのクリスマスシーズンに節約なんてしません。フィリピンの人は今楽しいことが一番大切なのです。
「なんで全部使っちゃうんだよぉ…」と思う反面、楽しそうにパーティーをするフィリピンの親戚たちの様子を見るととてもうらやましい。今の日本では何の心配もなしに毎日を暮していくことはできないですからね。明日は明日でなんとかなる…そんなフィリピン流の思考ができれば楽なんだろうなぁ。まあ、やっぱり後で困るんですけどね(笑)。