PJAプロジェクトでオリンピック・フィリピン柔道代表を目指せ!
PJAのかっこいい豪華パンフレット!
先日参加しました第20回フィリピン研究会全国フォーラム(静岡県立大学)でPJAプロジェクトのパンフレットをいただいてきました。かなりかっこいい豪華パンフレットです。
PJAプロジェクトとは?
PJAとは、Pはフィリピン(Philippines)、Jは柔道(JUDO)、Aは活動(Activity)の略。フィリピン柔道の活動を支援するNPO法人です。また、フィリピン人(P)と日本人(JA)のダブル国籍の人達を支援していくという意味も込められているそうです。
2012年のロンドンオリンピックにフィリピン柔道・男子100キロ超級代表として保科知彦さん(現・樹徳高校教諭)が大会出場を果たしたことをきっかけに発足した団体です。
フィリピン代表ならオリンピック出場は簡単?
選手層の薄いフィリピン代表ならオリンピック出場は簡単だと思われている方もいるかもしれません。しかしもちろんそんなことはなくオリンピック出場権を得るということはどこの国の代表であろうと非常に難しいことなのです。
現在、柔道は世界ランキング制となっておりオリンピック出場権を得るためにはIJF(国際柔道連盟)が主催する国際大会に出場し勝利して世界ランキングの上位をキープしなければならないのです。
国際大会へ出場するための手続きや航空券、ホテルの手配等も自分達で行わなければなりません。PJAプロジェクトはフィリピン系の選手たちの国際大会への派遣をサポートする団体です。
フィリピン代表としてオリンピック出場を目指している若者たちです。
【NPO法人】PJAプロジェクト 活動ビデオ
一人の人間の力は大きい!
2012年のロンドンオリンピックにフィリピン柔道・男子100キロ超級代表として出場を果たした保科知彦さんは世界ランキングのポイントを稼ぐために単独で国際大会に出場し続けたのだそうです。
残念ながらオリンピックでは初戦敗退という結果に終わってしまいましたが、保科さんがオリンピックに出場したことにより世界を目指すフィリピン系の若者たちが集まりました。
「フィリピン代表でオリンピックに出る!」という保科さんの強い意志と行動がなければこのような動きはなかったわけで、本物の熱意を持った一人の人間の力というものは大きいとつくづく感じました。
保科さんのオリンピック出場によりたくさんの人が力をもらっています。そんな力がまたさまざまな人に伝わって、さらに大きな自信と力になっていったら素晴らしいなと思います。
かわいすぎる!?PJAのシンボルマーク
ところでこちらののシンボルマーク、実はボクがデザインしたものなのです。PJAプロジェクト発足時に依頼され作ったもの。フィリピン系の柔道選手たちと一緒に世界に羽ばたいて行ってほしいですね!