マンガの修業時代に教わった絵を描く上で忘れてはならないこと
動くLINEスタンプ用に新キャラのウサギさんを作成中。上の画像はメタセコイアというソフトで作ったモデルをワイヤーフレームで表示させたもの。
こんなふうにコンピューターで3Dの形を作っていくことをモデリングといいます。
3DCGキャラは難しいよ~
3DCGアニメーションといえば「トイ・ストーリー」などなど大ヒット作を生み出しているピクサー・アニメーション・スタジオが有名です。
ちなみに、この前ブルーレイでピクサーの「インサイド・ヘッド」を見たのですが(今さらですけど…)超おもしろかったです。
まだ見てないよ~って方、ぜひレンタルしてください。おすすめです。
ピクサーの映画の中ではかわいいキャラクターたちが生き生きと動き回っていますが、実はCGでキャラクターを作るのってとっても難しい…。
3DCGというのはどうしても冷たい雰囲気になりがち。なかなか手描きのような暖かみが出ないのです。
それでもなんとかかわいいキャラが生まれるようにといろいろと工夫している中、ふと、マンガの修業時代に教わった絵を描く上で忘れてはならないことを思い出しました。
一番大切なのは気持ち!
これはマンガの世界ではずっと昔から言われていることなのですが、絵を描いたりキャラを生み出したりする中で一番大切なのは気持ちの部分。
一本一本の線に気持ちを込めるっていうのは絵を描く上で何より忘れてはならないこと。
3DCGでもやっぱり気持ちの部分は同じ。
ひとつひとつの形、線の丸まり具合、顔のパーツの配置などに気持ちを込めていく…そうするとキャラの雰囲気が変わってくるのですね。
ボク自身は「メタセコイアからはじめよう!」という本を買ってから3DCGの世界にのめりこみました。
ボクはそもそもマンガ家です。いろいろな表現方法に挑戦しながら思わぬところでマンガとの共通点を発見できたりするのは楽しいですね。