2倍…いや3倍速いぞっ!液タブCintiq13HDは漫画界のシャアザクだーーー!
初めての液タブ作画で思わず感動!
ワコムの液晶タブレットCintiq13HDを買って初めての液タブでの漫画制作に挑戦してみました。いろいろな発見があり思わず感動!描いた作品はもちろん当ブログに掲載中のフィリピンママ4コマ日記です。
まずは恐る恐るカブラペンで描いてみる
漫画制作に使うソフトはこれまでと同様のCLIP STUDIO PAINT EX 。とりあえずは今までのボクの画風に合わせてカブラペンで描いてみました。どんなリズムで手を動かしていいのかわからないので恐る恐るといった感じ。
背景部分は丸ペンで。フキダシ部分はマーカーを使ってみました。ところがズームして描いているのでペン線の太さの感覚がつかめない…。
そこで2コマ描けたところでプリントアウトして実際に紙に印刷された状態を確かめながら作業を進めました。
ここでまさかのGペン発動!
3コマ目にとりかかったのですが、思ったようにペンが走らない。そこで使うのが難しいとためらっていたGペンを使ってみました。
するとこれがドンピシャリ!これこそがボクがイメージしていた理想の線なのです。
フキダシもGペンで仕上げちゃいました。やっぱりGペンを使うと漫画らしくてメリハリが効いたコマになり見やすいです。
Gペンなんてもう何年も使ったことがなかったので…高校生の頃に漫画家に憧れて初めて墨汁とつけペンで描いた時のような感動がありましたね。
液タブだと2倍…いや3倍速いぞっ!
ペン線が入って次は色塗りなのですが、液タブだとこれが速い!あっという間に出来上がっちゃいました。手元で色塗りができるので逆にアナログな感覚に近づいた感じがして楽しいです。
液タブに切り替えると「作業時間は2倍速くなる!」なんてよく言われているようですが、ボクの場合は3倍は速くなりますね。3倍速い…まさにシャアザク!
コミックス描くときに液タブがあったら楽だっただろうなぁ…道具って大事ですね。
Cintiq13HDはクリエイターの創作の幅を広げてくれる!
そして完成した作品がこちら→フィリピンママ4コマ日記「王様」
すべてデジタル制作で変にツルっとわざとらしくなったら嫌だなぁ…っていう怖さがあったんですけど、全然そんなことはなくて逆にポップで明るく見やすい漫画が出来上がりました。嬉しい!
そしてわかったのは漫画制作ソフトのCLIP STUDIO PAINTは液タブを使うことでその性能を100パーセント発揮できるということ。液タブCintiq13HDのおかげで創作の幅がグーンと広がりましたよ!