【4コマ】ボクは子供の頃「世界史の偉人マゼラン」を尊敬していたのにぃ~!
ボクは子供の頃マゼランを尊敬していたんですけど…
子供の頃に大航海時代の偉人マゼランのエピソードを初めて知った時には感動したものです。マゼランの名前は「マゼラン雲」という星雲の名前にもなっています。当時は天文学ブームでもあり、ボクが小学生の頃の尊敬する人はマゼランでした。
マゼランが率いる艦隊は世界一周を目指してスペインを出発した。しかし、ある島での原住民との戦いの中でマゼラン本人は志し半ばで戦死する。マゼランの遺志を受け継いだ乗組員たちは残りの航海を成功させ、ついに世界一周を果たす…
…というのが子供の頃に本で読んだ偉人伝だったのだが、実態は違っていたようです。
侵略者としてのマゼランの姿
マゼランはいかにも未開の地を開拓していったようなお話になっていましたが、ヨーロッパで大航海時代が始まるずっと前から東南アジアでは活発な海洋交易が行われていたのです。
ルソンはスペイン人がやってくる前から、中国・東南アジア・アラブなどとの中継貿易で栄えた港町だったのです。
しかもマゼラン一行は航海の途中でかなり残虐な行為を働いています。現在の価値観と違うとはいえ、子供の頃に本で読んだ「世界の偉人」としてのマゼランの姿とは違う姿が調べれば調べるほど浮かび上がってきます。