墨汁が乾くまでの間に考えていたことをいろいろ思い出してみた

液晶タブレットを買ってからはすっかりデジタル作画ばかりになっていたボクなのですが、最近ふと思うことがあり再び紙に向かってペンを持ってみました。

墨汁が乾くまでの間に…

今はもっぱら液晶タブレット(ワコムCintiq 13HD )を使って絵を描いているボクなのですが、昔はもちろん漫画の定番道具『墨汁とGペン』で漫画を描いていました。

最近ふと思ったのです。

墨汁とペンで漫画を描いていた頃、墨汁が乾くまでの間に何を考えていたんだろう…と。

『うまく描けた!』

『いや、いまいち…』

『描きなおすか…』

『まあ、このままでいいか』

『服のトーンは何を貼るか…』

『背景はどうするか…』

『やっぱり効果線にするか…』

墨汁が乾くまでの間にいろいろな考えが頭の中をぐるぐる回っていました。

色原稿の場合は証券用インクを使っていました。証券用インクは乾きが早くしかも乾くと耐水性になります。

それでも絵の具が流れないように完全に乾かすためには原稿を一晩おいておくのが理想的。

ペン入れが終わった原稿を見ながら『明日はどんな色で仕上げようか…』などなど…とにかくいろいろ考えてましたね。

 

デジタルならば乾くまでの時間なんて考えなくてもいいのです。ペン線を入たあとトーンでも色塗りでもすぐに次の作業に移れます。

ところがなぜか、そんなデジタル作画のあまりの効率の良さになぜか違和感を感じ始めたのです。

とりあえず机の引き出しの中から以前使っていたペンを引っ張り出してみました。やっぱり手書きの道具を見るとなんだかワクワクしてきますね。

明日は文房具屋さんに行って紙とペンをいろいろ探してみようかな。