この画像だけ見ると枯れ木にしか見えないですけど枯れ木を育ててるわけじゃありません。これが世界中で『奇跡の木』と呼ばれているマルンガイ(モリンガ)の木なのです。
さむ~。冬越し中のマルンガイ
マルンガイは10月半ば頃になると枝葉がすべて落ちてしまいまるで枯れ木のようになります。
マルンガイは熱帯性の植物なので寒い所が苦手です。日本で育てる時は室内で冬越しします。
ところが暖かくなる5月頃に日当たりのよい外に出し水を上げるとジャンジャン葉っぱが出てくるのです。
栄養豊富!マルンガイってすごいんだね。
マルンガイは観葉植物というよりも食用の植物です。ミネラル・ビタミン・植物性たんぱく質などなど、とにかく他の野菜とは比べ物にならないほどの栄養素がつまっているのです。
フィリピンではマルンガイの葉を食べると赤ちゃんを産んだお母さんのお乳がよく出ると言われています。
もちろん葉っぱだけをムシャムシャ食べるわけではなくお料理に入れて食べます。我が家ではフィリピン料理に入れるのですが不思議な風味があってなかなかおいしいのです。
マルンガイを育ててみたけど使い方がわからないという方も多いようです。下のリンクでマルンガイの葉っぱの使い方をご紹介していますので参考にしてみてください。
http://maedamusashi.com/archives/4454
故郷の味はマルンガイ
たまにテレビでマルンガイ(モリンガ)が紹介されることがあります。うちのフィリピン人の妻は「マルンガイってすごいんだね!」と感動しています。
実はこのマルンガイ、フィリピンでは家の庭によく植えてある特に珍しくもない普通の木なのです。妻にとってこの木にはいろいろと思い出があるようです。
マルンガイはフィリピン人にとっては子供の頃からよく食べている懐かしい故郷の味なのです。