フィリピンの料理用バナナ「サバ」
うちのフィリピンママが富士市内のスーパーで「サバ(Saba)」と呼ばれるフィリピンの料理用バナナを見つけてきました。そこでフィリピン名物のバナナ春巻き「トゥロン」をママが作ることになりました。
バナナの春巻きトゥロンの作り方
フィリピンにはバナナを春巻きの皮で包んで油で揚げたトゥロンというおやつがあります。フィリピンの屋台でよく売られているポピュラーなおやつなのだそうです。
ボクはフィリピン現地では食べたことがないので今回がトゥロン初体験です。
エスポットで買ってきた料理用バナナ。「フィリピン産バナナ」としか書いてないので料理用バナナと知らないで買った日本人も多いんじゃないかと思うのですが…。
もちろん生でも食べられるのですが、熱した方が甘みが増すのだそうです。
バナナは縦半分に切ります。他に用意するのは三温糖と春巻きの皮とジャックフルーツ。フィリピンでは普通は黒砂糖を使うそうです。今回はオリジナルレシピでシナモン入りの三温糖も用意。
日本で普通に食べているバナナより硬めです。
バナナに三温糖をたっぷりまぶしてその間にジャックフルーツをはさんで春巻きの皮の上へ。
春巻きの皮でバナナを包んだらさらに三温糖をまぶして熱した油の中へ。
揚げている最中の油の中にも三温糖を入れます。さすがフィリピン、砂糖たっぷりです。きつね色に揚がったらトゥロンの出来上がり!
フィリピンの懐かしい故郷の味トゥロン
生では硬かった料理用のバナナですが、熱するとホクホクとしたお芋のような食感になり甘みが出ます。お芋と違うのはバナナのほんのりとした風味。ジャックフルーツ、砂糖の甘みともよく合ってとってもおいしいです。
小さい頃にフィリピンで一年ほど生活したことのある現在中学3年生の長男は「あ!これどこかで食べたことある!」と味の記憶がよみがえったようです。フィリピン人にとっては子供の頃から食べている本当に懐かしい故郷の味なのです。
フィリピンのバナナ春巻き「トゥロン」、スーパーで料理用バナナを見つけたら挑戦してみてくださいね。