フィリピンのスラム街
フィリピンにはスラムと呼ばれる地域がたくさんあります。地域というよりはマニラに行けば川沿いや高架下など、いたる所にバラックが建ち並んでいるのを普通に見ることができます。
フィリピンの地方でもやはり線路脇などにバラックが建ち並んでいます。こういう地域には小学校さえ通っていない子供たちも大勢います。
日本人などは興味本位でのぞいてしまいがちです。しかし一般の住宅街に住むフィリピン人はやはりスラムの地域には立ち入らないようですから、日本人もそういった地域には立ち入らない方が賢明です。
考えてみれば日本にもスラムはあるわけですし、だからといってわざわざ興味があるってだけで(マスコミや作家などどうしても取材しなければという人は別ですが)そんな地域に入り込むこともないわけですし…常識として当然ですね。
同じ日本人として感じることは…
マンガの描き手としてはフィリピンに暮らす困窮邦人の暮らしとかスラムの様子とかどうしても気になってしまいます。やっぱり同じ日本人がこういう状況で生活しているのを見るのは気分のいいものではありませんでした。なんとも言えないせつない気分になります
そして困窮邦人の坂本さん(仮名)に頼まれた荷物の件ですが…。
この漫画の続きはこちら→【困窮邦人11「セットアップ」】フィリピンでの麻薬所持は2006年まで死刑でした