チョコレートのお粥!? チャンポラード
フィリピンにはなんと、「チョコレートのお粥」というものがあります!
つまり「チョコご飯」。その名もチャンポラード(Champorado)。
うちのフィリピンママの話によると「チャンポラード、おいしいよ!」ということなのですが、ボクは今まで食べたことがありませんでした。
ご飯にチョコレートっていう組み合わせが日本人としてはちょっとねえ(汗…)。
でも食べてみないとわからない!ってことで、今回ママにフィリピンのチョコレート粥「チャンポラード」を作ってもらいました。
チャンポラードのレシピをご紹介!
チャンポラードの材料
・もち米 1/2カップ
・白米 1/2カップ
・ココア 大さじ2
・砂糖 大さじ3
・塩 少々
・水 約1,250㏄
・練乳
チャンポラードの作り方
①お米を洗って鍋に入れ、水(約1,250cc)を入れ沸騰させる。そのあと中火で混ぜながら煮る。
②上の写真のようにお米が柔らかくなったら、砂糖(大さじ3)と塩少々を入れる。
③ココア(大さじ2)をお湯に溶かしてお鍋に入れる。
④フィリピンのチョコレートのお粥、チャンポラード完成!
で、チャンポラードの気になるお味は?
フィリピンのチョコレートのお粥、練乳をかけて食べます。
ご飯にチョコレート、さらに練乳!? そのお味は?
ご飯とチョコレートの組み合わせは思ったほど違和感はないです。日本でいえば「おしるこ」みたいな感じかな?
砂糖が足りなかったのか思ったより甘くはなく、練乳をかけてちょうどよかったです。フィリピンではエバミルク(無糖練乳)をかけて食べるこのが一般的みたいです。
チャンポラードには「トゥヨ」
チャンポラードに欠かせないものが「トゥヨ」というしょっぱい干し魚。
このしょっぱい魚とチャンポラードの組み合わせがフィリピン人にとっては最高の味なのだそうです。「おしるこに塩昆布」みたいな感じですかね。今回はトゥヨが無いので煮干しを油で軽く焼いたもので代用。
チョコレートのお粥と煮干しの組み合わせ、うちのママは「うーん、最高!」と言いながら食べてましたけど、ボクと子供たちは「うーん…?」と微妙な感想。
食べ物の味は「思い出」で決まる
結局、ママが絶賛する「チョコレートのお粥」の味は、ボクと子供たちにとっては「微妙な味」でした。
チャンポラードはフィリピン伝統の味であり、フィリピンの人なら誰でも小さな頃から親しんできた「思い出の味」。フィリピン人であるママは、子供の頃チャンポラードを楽しみにしていた記憶があるので「最高の味」なのです。
やっぱり食べ物の味は思い出で決まるのですね!