私がそれでもフィリピンに住みたいと思う魅力を5つにまとめて語ります!

2014年4月18日

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フィリピンに住むことに憧れ続けて…

フィリピンに住むことに憧れ続けてもう15年になります。

フィリピンは青い空と白い雲の下、ヤシの木が茂り南国特有の色とりどりのフルーツが実る中暖かくて最高な所…なのですが、実はフィリピンでの苦い経験も数多くあります。

マニラの国際空港では、警官に腰にさげた銃を見せつけられながらお金を取らました。結婚手続きの時のフィリピンでの書類発行の手際の悪さにもイライラしました。

フィリピンは思ったより物価も高いし、もちろん日本より治安は悪いので外出するときには気を使います。フィリピンでは日本で起こらないようなトラブルがたびたび発生します。フィリピンへの送金の悩みや、フィリピンに建てた家の悩みもあったり。フィリピンはまったく自分の思い通りにいかない国なのです。

懲りないだと思われるかもしれませんが、それでもやっぱり将来はフィリピンに住みたいという夢がボクにはあるのです。

フィリピン人の妻と結婚することで東南アジアの国フィリピンを知り、日本に対する考え方や人生に対する考え方が変わったから。

そこで、ボクがそれでもフィリピンに住みたいと思う魅力を5つにまとめて語ります!

①フィリピン料理はおいしい!

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最近はテレビや雑誌などでチキンアドボの作り方が紹介されたりして、日本でもフィリピン料理が知られるようになってきました。ところが1990年代には、まだフィリピン料理というものが日本でほとんど知られていなかったのです。

ボクももちろんフィリピン料理のことをまったく知りませんでした。それどころか周りではフィリピン料理ってまずいんでしょ」というのが定説になっていました。

フィリピンのことを知り、現地でフィリピン料理をいろいろと食べてみました。「フィリピン料理はまずい」という日本での定説を覆し、実はフィリピン料理はすごくおいしかったのです。

ボクが本やこのブログでフィリピン料理のレシピを紹介しているのも、もっとフィリピンの食べ物のことを知ってもらいたいからです。

②フィリピンの街は活気がある!

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フィリピンの街は活気があります。日本だって経済大国ですから街の活気はあるわけですが、フィリピンは活気の度合いが違います。

まず街を行き交う人々の目が違う。なにやらみんな生き生きとしているのです。道にはジープニーやトライシクルが列を連ねるようにしてひっきりなしに通り過ぎ、露店には南国のフルーツが山盛りで売られています。豚の頭や丸鶏が吊り下げられて売られている街の市場も活気があります。

ニノイアキノ国際空港の強引な客引きたちは大迷惑ですが、逆にその強烈なバイタリティにも魅力も感じるのです。

③フィリピンはいいかげん!

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フィリピンはいいかげんです。なにごとにつけルーズです。約束通りにものごとは進みません。日本人から見ればフィリピン人はみんな自分勝手です。

それに対して日本はなんでもキッチリとしています。なんでも約束通りにことが進みます。日本人は協調性があり忍耐力があるのです。

いいかげんよりキッチリしていた方がいいと思うのが普通です。

ところが相手にキッチリを求めるということは、自分自身にもキッチリを課すこということ。学校や職場、育児、老後の生活などなど社会のあらゆる局面で「こうするべき」という模範的な行為を求められるのが日本。

それがストレスやなんとも言い表しようのない日本の閉塞感につながっているのではないのでしょうか?

ちょっといいかげんぐらいが世の中ちょうどいいのではないかとボクは思うのです。

④フィリピンには人がたくさんいる!

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フィリピンの街は人があふれています。そして人と人とのつながりが濃厚です。

下町ではお醤油の貸し借りや、おかずのおすそ分けという日本では消えてしまいつつある昭和な風景が今でも普通に見られます。

赤ちゃんが産まれれば近所の人たちが入れ替わり立ち代わりその家に赤ん坊を見に来ます。お年寄りが住んでいれば毎日だれかが声をかけにいきます。そういうことが自然に行われているフィリピンの下町。

そんなフィリピンの暮らしを見ていると日本の住宅街は静かできれいですが、とても寂しく思えてくるのです。

⑤フィリピンで漫画を描いてみたい!

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フィリピンでもすっかりインターネットが普及しました。フィリピンに住みながら日本と連絡を取り、漫画の仕事をすることも可能なのです。フィリピンからブログで漫画や情報を発信することも今と同じようにできます。

フィリピン人の妻はボクと結婚して日本で暮らす道を選びました。だったら残りの人生はフィリピンで一緒に暮らすのもおもしろいと思うのです。フィリピンという環境に浸ればまったく新しい漫画が生み出せるかも…というのがボクの妄想。

いつかフィリピンで漫画を描いて暮らしてみたい!

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人生の流れにまかせて…

日本は選り好みしなければ仕事はたくさんあります。経済大国の日本に行って働きたいというフィリピン人が今でもたくさんいるのです。日本は世界から見ても恵まれた良い国です。こんな豊かな日本に住みながらフィリピンに住むことに憧れるというのは贅沢な気もします。

でもたった一度の人生。自分なりのわがままもあっていいんじゃないかと。

実は妻と子供たちがフィリピンに渡っていた頃、このままフィリピン移住も…と本気で毎日考えていました。しかし現在の「3人の子供の子育ては日本で」という流れも決して間違いではなく、正解だったと思います。

人生というのはままならぬもの。自分がああしたい、こうしたいと考えるよりも流れにまかせていった方がうまくいくものなのかも。

いつかボクの人生にもフィリピンに住む流れが自然とやってくるんじゃないかな、と最近は思っています。

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Posted by 前田ムサシ