日本と韓国とフィリピンの食事マナーの違いを比べてみた
異文化理解セミナー韓国料理教室
富士市フィランセで行われた異文化理解セミナーの韓国料理教室にママが参加してきました。
参加したメンバーは、日本人、フィリピン人、中国人、オーストラリア人と国籍もいろいろ。
富士市に住む韓国人の方を講師にむかえて作った料理はビビンバ。
ほうれん草のナムル、にんじんのナムル、豆もやしのナムル、大根のナムル、ぜんまいのナムル、錦糸卵、そしてコチュジャンまですべて手作り!
ボクもママのおみやげのビビンバを味見しました。
さすがすべて手作りのビビンバは美味しかった!
手作りコチュジャンの風味が最高でした。
料理と一緒に韓国の食事マナーも教えてもらってきたママ。韓国ではお箸とスプーンは右側に立てて置くのだそうです。
日本と韓国の食事マナーの違いっていろいろあるんですね。ついでにフィリピンの食事マナーとの違いも主なものを比べてみました。
●器の持ち方
日本:お茶碗を持って箸で食べる。
韓国:器は持たないでスプーンで食べる
フィリピン:器は持たないでスプーンで食べる。正式には手で食べる。
お茶碗を置いたまま食べるなんて、もちろん日本ではマナー違反。
でも韓国もフィリピンも器を手に持って食べるのはかなり恥ずかしい食べ方なのだそうで。国が変われば食事マナーもずいぶんと違いますね。
●スープの飲み方
日本:汁ものは器を持ち、箸を使いながら口をつけて飲む。
韓国:器は置いたまま、最後までスプーンで飲む。箸は使わない。
フィリピン:器は置いたままで、スプーンで飲む。
日本人なら汁ものは、やっぱり手に取って飲まないとなんだか落ち着かないですけどね。日本はなんでも箸で食べますけど、韓国では「おかずは箸」「ごはんとスープはスプーン」と使い分けるのだそうです。
●ご飯とスープの食べ方
日本:スープの中にご飯を入れるのはマナー違反。
韓国:スープの中にご飯を入れてOK。
フィリピン:ご飯にスープをかけながら食べる。
せっかくの白いご飯をいきなりスープに入れて食べたら、日本なら怒られますけど。ご飯にスープをかけるという食べ方は東南アジアでは普通ですね。
こうして見ると日本の食べ方のマナーの方が世界的には特殊なのかも。今はテレビとかネットで知識はなんでも入ってくるんですけど、いろいろな国の食事マナーを実際に体験してみるのはおもしろいですね。それぞれの食文化を知り、相手の文化を尊重することは自分の国の文化を見直すことにもなりますね。とりあえず韓国行って本場の韓国料理食べてみたい。。