今から30年前…漫画家になる方法と言えばなんとなく決まっていた。
出版社に投稿または持ち込みをしてアシスタント先を紹介してもらう。連載作家のもとでアシスタント修行をしながら読み切りデビュー。さらにネームを描き連載を狙う…。
いずれにしても上京するのが必須のようなイメージがあった。
ところが現在は漫画雑誌は衰退しているものの、漫画を載せる媒体はネットの普及により一気に広がった。もはや漫画家になるのに上京は必須ではない。
漫画家になりたいのであればTwitterなどに自作のまんがを掲載してプロフィールに「漫画家」と載せておけばいい。
今の時代なら最速で漫画家になれる。
それどころか絵をかいて仕事をするのに漫画家という肩書さえもいらなくなった。
「漫画描き」でも「絵師」でも「クリエイター」でも、なんでもいいわけだ。
自分でブログサイトを立ち上げて自作の絵を載せておく。Twitterなどで拡散のチャンスを狙う。それだけでも意外と絵を描く仕事が入ってきたりするものだ。