3DCGモデルを使って動くLINEスタンプを作ってみました。
今年の3月あたりからコツコツ作っていたキャラクターなのですが、やっと動くスタンプでお披露目することができました。
http://maedamusashi.com/archives/6896
3DCGモデルで動くLINEスタンプを作ってみた結果は…とにかく最初から最後まで苦労の連続でしたね~。
苦労①人物モデリングは難しい!
メタセコイアでの人物モデリングには前から憧れていたので意気揚々と挑戦してみたのですが、これが本当に難しい!
試行錯誤、行き当たりばったりの連続で最終的にポリゴンがハチャメチャに増えてしまいました。
次にモデリングするときにはもっと効率よく作りたいなと思いつつ、あまりにも根気の必要な作業なので新しいモデルに手をつけるのはちょっと怖いです。
苦労②MMDでのモーション作成は楽しいけど…
メタセコイアで作ったモデルにボーン(骨組み)を入れれば自由に動かすことができます。モーションをつけるためにMMDというソフトウェアを使いました。
自分で作った3Dキャラクターが動き始めた時はまさに感動の一言。
とても楽しいMMDでのモーション作成なのですが、これがまたまた根気の必要な作業。
ひとつひとつの関節を動かしながら何度もテストを繰り返してタイミングを決めていくのです。
MMDで作った初音ミクのアニメーションがニコニコ動画とYoutubeにいろいろアップされてますけど、あんなの作るなんて考えたら気が遠くなりますね。
苦労③APNG作成は容量制限との戦いだ!
動くLINEスタンプはAPNGという規格のファイルが使われています。そして容量はひとつのスタンプあたり300KB以下に制限されています。
3DCGでスタンプを作る場合にはこの容量制限がなかなかやっかい。
そもそも今回のように細かい影やグラデーションが入ったイラストは容量オーバーしやすく、スタンプには向かないのです。
なんとか容量を抑えるためにいろいろと工夫をしました。
コマ落としの方法などを発見でき勉強にはなりましたけが、最後の最後まで苦労させられました。
それでも3DCGモデルで動くLINEスタンプを作るのは…
というわけでさんざん苦労しちゃった3Dでの動くスタンプ作り。
これだけ苦労して作ってみても売れるかどうかはわかりません。やっぱり3DCGモデルでのLINEスタンプ作りはあまりおすすめできないですね。
と言いつつ、これからも3DCGモデルでのスタンプ作りに挑戦するつもり。
なぜかというと、なんだかんだ言って3Dのコンピューターグラフィックスの世界って大好きなんですよね。
メタセコイアでモデリングをやってMMDをいじってる人がいたらぜひLINEスタンプの世界に挑戦してもらいたいですね!