昨日は富士落語会ロゼ寄席「柳家さん喬独演会」に行ってきました。あの独特の静かな語り口をライブで堪能してきましたよ。
「笠碁」と「抜け雀」
柳家さん喬師匠の演目は「笠碁」と「抜け雀」でした。やっぱりさすがですね。さん喬師匠の落語はとにかく「間(ま)」が素晴らしいです。
しゃべりとしゃべりの間にこれでもかというくらい時間をおきます。このなんともいえないスローなペースがいいんですよね。
とにかくさん喬師匠の落語を生で聴けて良かったです。
女性落語家・林家つる子が前座に登場!
ロゼ寄席では師匠が登場する前に前座として若手落語家が出演するのですが、今回の柳家さん喬独演会は前座出演で会場がざわつきました。
なんとちょっとかわいい雰囲気の着物姿の女性が高座に登場。
前座に出てきたのは女性落語家・林家つる子さん。「へーえ、女性の落語家さんかぁ…」と少し驚きながら噺を聴き始めました。
落語って女性が演じるのは難しいんですよね。落語のお話は男性が演じておもしろくなるようにできているのです。
ところが林家つる子さん、達者なしゃべりでそこそこ会場を沸かせていました。それもそのはず…
それもそのはずこの林家つる子さん、中央大学文学部在学中には落研に在籍、落語の全日本学生選手権で「審査員特別賞」に輝いたという経歴を持っていたのです
参考サイト→ChuoOnline「華やかでいたい、芸人ですから。」
林家正蔵一門のもとで修業中の林家つる子さん。もうすぐ二つ目に昇進ということでこれからが楽しみな噺家さんです。
次回ロゼ寄席は桃月庵白酒
平成27年12月16日開催の次回ロゼ寄席は桃月庵白酒。プロフィールを見ると昭和43年生まれということでボクと同年代。
今話題の人気落語家さんなのでぜひライブで噺を聴いてみたいな。