ゆうべたまたま深夜にテレビをつけたらNHKで「浦沢直樹の漫勉」を放送していた。漫画家・山下和美さんの回の再放送だったのですが、これが本当にすごかった!
「浦沢直樹の漫勉」がスゴイ…いや凄すぎる!
漫画家の創作の現場にテレビカメラが入り密着取材するこの番組。はるか昔に放送されたNHK特集「手塚治虫・創作の秘密」を思い出させる番組内容だ。
漫画の制作現場にカメラが密着するのもすごいのだが、さらにスゴイのは漫画家の浦沢直樹さんがナビゲーターとなって漫画家としての本音を作家さんと語り合う内容になっていること。
超多忙の人気漫画家さん同士が漫画の制作方法について、漫画への思いについて語り合う姿を見られるなんてなかなかないことです。
山下和美さんの下絵の描き方にはなんだか感動してしまいました。紙の上でイメージをつかんでいく苦労はみな同じですね。
特に印象に残った浦沢直樹さんの本音
この番組を見て特に印象に残った言葉があります。
「白紙の原稿を見るたびに、今度こそこの紙を埋められないんじゃないかと…」という浦沢直樹さんの漫画家としての本音。
第一線で活躍する漫画家さんも駆け出しの新人漫画家も思うことは同じ。ひとコマひとコマ手さぐりで漫画を仕上げていくしかないんですね。
9月からファーストシーズン放送開始!
9月4日(金)から始まる「浦沢直樹の漫勉」ファーストシーズンに登場するのは、東村アキコ、藤田和日郎、浅野いにお、さいとう・たかを、と超一流の人気漫画家ばかり。
現場にテレビカメラが入るのはかなりストレスがあると思います。よくこんな番組作れましたね。
それにしても一番すごいのは超多忙の連載作家であるのに番組のナビゲーターまでこなしてしまう浦沢直樹さん。すげー。