ついに解決!右向きの顔の描き方
漫画家を目指していた10代の頃から長年の悩みであった『右向きの顔の描き方』。描き手から見て右側を向いているキャラの顔は描くのが難しいのです。描きにくい右向きの顔の描き方がついに解決しました!
液タブとクリスタでスッキリ解決!
液タブとはワコム液晶ペンタブレット
①クリスタで下描き。まずはあたりをとってみます。こうやってみると普通に描けてるみたいに見えます。
②クリスタの「表示」タブから「回転・反転」→「左右反転」を選択します。
③左右反転してみるとやっぱりなんだか変です。こうやって左向きの状態にしておいて下描きを進めていきます。
④左向きの顔なら簡単に描けますねー。
⑤左右反転の状態からもとにもどすとこの通り。右向きの顔がすっきりできあがりましたよー。ぱちぱちぱち。
「右だ左だって悩むような絵柄かよっ!」って突っ込みたくなる方もいらっしゃるかと思いますが、こんな絵でもけっこうこだわって描いてるんですよ。
反転した絵では不自然な場合もあるのでこの状態で修正。右向きだとペン入れもやりにくいので、また左右反転してペン入れしていきます。便利な時代になったものですね。
便利なツールはどんどん使う!
右向きの顔って本当に難しくて漫画家を目指した10代の頃は「どんな向きの顔もちゃんと描けなきゃ漫画家になれないんだ!」と一生懸命練習したものです。
プロとして漫画を描くようになってからも相変わらず右向き顔の難しさは変わりませんでした。裏から紙を透かして見てみたり、左向きに描いた顔をトレースしてみたり…いろいろと工夫してなんとか描いてましたけどね。
もちろん絵を描く練習は大切ですけどツールを使いこなすことも大切。何より時間節約になりますしね。便利なツールはどんどん使おう!