①まずはいたずら描き!
本日新作のLINEスタンプをアップしました。ここでLINEスタンプの制作過程を5つのステップに分けて振り返ってみたいと思います。まずはいたずら描きから。他のキャラを考えている時に「学ランを着た体育会系のウサギのキャラ」を思いつきました。
②メッセージ部分を考える!
LINEスタンプはコミュニケーションツール。ですのでキャラの完成度も大切ですが、メッセージ部分のアイデアがかなり重要です。イラストだけのスタンプよりもメッセージつきのスタンプの方が人気が高い傾向があります。
今回は学ランうさぎということで「ちわっす!」「あざーっす!」など体育会系でよく使われるセリフをあげていきました。ノートに書いたメモをもとにキャラのラフとセリフを組み合わせていきます。
自分でポーズをとってみたり…そのキャラになりきってアイデアをだしていきます。
③キャラの線を入れる!
ラフを下描きにすすめていきキャラの線をいれていきます。線を入れていくとだんだんとキャラの性格が浮かび上がってきます。キャラクター自身が自分でしゃべりだすような気配が出てくれば大成功。
最初のラフ案にとらわれず、キャラの声を聞きながら試行錯誤を重ねてキャラを作っていきます。
④修正を重ねる!
さらに描き進めていくと修正したい箇所もたくさん出てきます。簡単に妥協せずに自分の中でしっくりくるまで修正を重ねていきます。やはり手間をかければかけただけ完成度も描き手としての満足度も高くなるのです。
⑤さらにブラッシュアップして完成!
ホワイトを入れたり線の色を変えてみたり…さらにセリフの書体を工夫してついに完成。しかしLINEのサイトにアップしてみて気に入らないところがあれば迷わず修正。
スマホの画面は小さいですからパッと見てわかりにくい線や表現は省いていきます。LINEスタンプを選ぶ人や使う人の立場にたって考えてみることが大切ですね。
まとめ「LINEスタンプはキャラづくりの教科書だ!」
今回のLINEスタンプ作成に要した期間は約10日。なかなかいいペースで仕上がりました。
ボクが作ったLINEスタンプはこれで4作目となりますが、小さなキャラを描くコツもつかめてきたのでここからが本番といった感じです。
LINEスタンプを作ってみて初めて気がついたのですが、これはキャラづくりの練習にもってこいです。キャラの性格を考え、セリフを考え、シチュエーションを設定し…まさにこれはキャラづくりの教科書です。
とにかく今は「キャラ」の時代。そしてLINEスタンプは世界で販売されるコミュニケーションツール。こんなところから世界的なスーパーキャラが誕生する可能性もあるのです。
LINEスタンプはクリエイターの創作修行におすすめですよ!