フィリピンママの食べ物の思い出と言えば貧乏エピソード
食べ物の思い出というものは深く残るものです。うちのフィリピンママの食べ物にまつわる思い出といえば貧乏エピソード。「鶏の足」と言えば中学生の頃の思い出。お小遣いを稼ぐために自分で材料を仕込んで鶏の足を焼いて売っていたそうです。
お小遣いといっても自分の好きなものを買うためではなく、通学のトライシクル代に使うためのお金です。(トライシクル…フィリピンの3輪タクシー)
全然違う「昭和」の思い出
ボクが日本で豊かに過ごした昭和40年代から50年代。それと同じ時代をフィリピンで過ごしたママの体験はボクとは全く違います。「貧乏話」なんてうちの両親の時代の話だと思っていたので、なかなかピンときません。
ましてや平成生まれの子供たちにとってママの貧乏エピソードはなかなか実感がわかないのですが、これはこれで生きた社会勉強になっているのではないかと思います。