Facebookを見ていたうちのフィリピンママがふいに「あ、今日はこの日だよ!この飾りの日」と言い出した。
パームサンデー「棕櫚(しゅろ)の日」
調べてみると今日2014年4月13日はパームサンデー。日本語では「棕櫚(しゅろ)の日」。棕櫚(しゅろ)とはナツメヤシのこと。復活祭(イースター)の一週間前のキリスト教の記念日。
なぜナツメヤシなのかというと、イエスが受難の日を迎える前、エルサレムに入った時に民衆がナツメヤシの葉を手にしてイエスを迎えたという故事にもとづいた行事だからだ。
イエスが歩く先には歓迎する民衆の手によりヤシの葉が敷き詰められる。その後ロバの背に乗りエルサレムに入るイエスなのだが、ボクの中にはしゅろの葉の上を歩くイエスの姿が浮かんだ。
どことなくうつろな目をしているのは、このあと訪れる受難を予期しているから。
フィリピンはカトリックの国
ヤシの葉で作った飾りだからフィリピンならではの行事かと思ったらキリスト教の世界的な行事でした。
フィリピンはココナツの木がたくさんあるのでヤシの葉には困らない。なんだかフィリピンにぴったりの行事です。
フィリピン国民の83%がカトリック教徒(その他のキリスト教が10%、イスラム教は5%)なのだそうです。フィリピンにはキリスト教にまつわる行事がたくさんありますね。