うちのフィリピンの親戚に小説家がいました!
ボクも最近知って驚いたのですが、うちのフィリピンママのいとこにフィリピンで活躍する小説家がいたのです。
名前はエドガー・カラビア・サマール
(ウィキペディア → Edgar Calabia Samar)
「サマール」という苗字は妻のお母さんの家計の姓なのです。
上の写真は2009年に出版されたタガログ語のファンタジー小説「Walong Diwata Ng Pagkahulog(秋の8人の妖精)」の英語翻訳版「エイト・ミューズ・オブ・ザ・フォール」のカバー。
ボクも日本で漫画の本を出してるわけですが、フィリピンの親戚で本を出している人がいるなんてびっくり!
驚きのフィリピンの本の価格
このエドガー君、うちのフィリピンの親戚とはいってもボクとはなぜか全く接点がないのです。ボクがフィリピンを行き来していた頃にも一度も会ったことがありませんでした。妻の話によると子供のころから周りから「天才」と呼ばれていたとのこと。
ウィキペディアの経歴を見るとかなりのインテリ。現在は大学で教授職をしながら作家をしているらしい。
うちのフィリピンの家族の周りには「インテリ以外の人たち」が集まってるからなぁ…。
接点がないどころが彼のことがフィリピンの家族や親せきの間で話題にのぼったこともない。そもそもフィリピンの庶民は本に興味なんてないのかもしれない。ちなみに本のネット販売のページを見ると…(→ Walong Diwata Ng Pagkahulog)フィリピンでの価格は250ペソ。
日本円にすると現在のレートで約560円ですが、なんと、この金額はフィリピンの一般労働者の日当にあたる額なのです!
フィリピンの家族や親せきは自分たちとは縁のない作家業を営むエドガー君にあまり興味はないようです。でも同じ著作業を営むボクとしましては一度は会って話をしてみたいですね。