ママは怒っているわけではない?
すぐに怒りだすママなのですが、ママにも言い分があるらしい。
「ママは怒ってるわけじゃないんだけど、大きな声で思ってることをそのまま言うから怒ってるみたいに見えるんだよね」とのこと。
大きな声で思ってることをそのまま言う…そういうのを日本では怒ってるというのです。
フィリピン人は思っていることを我慢しない
フィリピンの人は思っていることをそのまま口に出して言うのが普通なのだそうだ。みんながそんなわがままことを言い出したら世の中めちゃくちゃになっちゃうんじゃないの?…と思ったりもしますが、どうやら思っていることを口に出さないというのは日本人独特の習性らしい。
日本人は思っていることを口にださないので、フィリピン人から見ると「日本人は何考えてるかわからない」となるらしいのだ。ボクは人前で大きな声を出して怒るなんて恥ずかしいことだと思ってきたのですが、海外ではどうやら違うらしい。
しゃべらないやつは何も考えていないやつ?
日本以外の国では「口に出さない=何も考えていない」ととらえられてしまい、何も意見のない人間と思われてしまうのだ。
もちろん、あまりにもおしゃべりなやつは軽い人間という扱いになるのは日本もほかの国も同じなのだと思う。しかし自分の考えや気持ちを何もしゃべらないというのは海外では強烈に評価が下がるのです。
海外の人間と取引きをする時に「日本人は交渉が下手」と言われるのはこういうことなのですね。
ボクもママを見習ってもう少しわがままに自分の意見を出してみるかな?