漫画家と言えば「締め切り」という言葉を思い浮かべる方も多いかもしれません。
締め切りというのはなんだか漫画の仕事を象徴するような言葉になっています。
しかしどんな仕事にも納期というものはあるわけで
漫画の仕事だけが特別納期に厳しいというわけではないと思います。
それでもやっぱり「漫画=締め切り」というイメージが消えないのは
漫画の絵やアイデアというものは決まったペースで出てくるわけではないからだと思います。
漫画を描くというのはやっぱり特殊な作業なのです。
締め切りが近づくと緊張感からか体調を崩すことが昔からよくあります。
いわゆる自律神経系の不調です。
ボクの代表的な不調としましては、頭痛、背中の痛み、腰痛、痔、などなどあるのですが
特になってしまうと厳しいのが口内炎です。
その中でも今回発生してしまったのがもっとも厳しい舌炎…つまり舌に口内炎ができてしまいました。
こんなとき、ふと週刊誌の作家の方々を無条件に尊敬してしまうのです。
週刊誌の締め切りを毎週こなしている作家の方々は本当にすごいです。
毎週20ページの漫画をアップしていくというのはまさに神業。
今風に言うなら「神キター!」です。
週刊誌で連載している漫画家の方たちは
間違いなく人類の歴史上「最速!最多!」で絵を描いている方々なのです。
しかもこの業界は淘汰の世界であり、新人もベテランも関係ありません。
そのクオリティに妥協は許されないのです。
週間誌の修羅場を想像していたらますます舌が痛くなってきてしまいました。。。(おしまい)