この春から新しく日本語教室に入校したフランス人のジェローム君(仮名です。)
片言の日本語の喋り方がちょっとお姉系なのは、どうやら日本のアニメの影響らしい。
自己紹介で公言するほどの「美少女戦士セーラームーン」の大ファンだそうだ。
噂には聞いていたがフランスではセーラームーンが大人気らしい。
フィリピンの「ボルテスファイブ」もそうですが海外で日本のアニメが大人気という話を聞くとすごくうれしい。
ボクがこのフランス人ジェローム君に対して驚いたは
別にお姉っぽいところではなく
フランス人とは言ってもフランス本土の出身ではなく
カリブ海のマルティニークという島から日本にやって来たということだ。
ネットで調べてみるとマルティニーク島はフランスの海外県のひとつで…
つまりカリブ海のフランス植民地の名残りとしての島なのです。
ボクは漠然と「植民地というものはすべて独立した…」ようなイメージを持っていたので
フィリピンもそうですが、国や地域によって様々な歴史があるのだなとしみじみ感じさせられます。