ただいまお仕事準備中です。
上の画像はボクのマンガのアイデアノートのある1ページ。
打ち合わせの内容をごちゃごちゃといろいろ書いてあります。
実はまたまた「フィリピンママ」のシリーズで誌面に登場することが出来そうなんです。
8月から掲載の予定ということで、ただいまお仕事準備中です。
掲載誌など決定になりましたら、またお知らせいたします。
コミックエッセイとは?
PHPから出版されました「フィリピン妻4コマ日記」、そしてその続編の「フィリピンママの子育て日記」は
コミックエッセイと呼ばれる漫画のジャンルの形をとっています。
『コミックエッセイ』または『エッセイ漫画』などとも呼ばれていますが
コミックエッセイというのは文字通りエッセイと漫画が合体したもの。
それでは改めて『エッセイとはなんぞや?』という点、
実は「フィリピン妻…」の依頼を受けた時にエッセイについての本をさまざま読み、考えてみたのです。
エッセイとはなんぞや?
「エッセイとはなんぞや?」これがなかなか奥が深い。
エッセイとは日本語では「随筆」と訳され
代表的な作品に「枕草子」「方丈記」「徒然草」などがあり、日本の随筆の歴史は古いのです。
日頃思っていることや出来事を文章にしていけば…と最初は単純に思ってしまいますが
それではただの日記になってしまいます。
エッセイは日記ではないのです。
じゃあ日記とエッセイの違いはなんなのかといいますと
一番の違いは、日記と違いエッセイには創作の部分が入ってくるのです。
エッセイとは創作である。
創作とはつまり作者が作った部分であり、現実とは違うところ。
現実と創作が入り混じった部分こそがエッセイのおもしろさの秘密なのです。
ではエッセイのどこまでが事実でどこからが創作なのか?
それは作者のみが知るところであり、また知ったところでたいしたことではなかったりします。
事実と創作の線引きうんぬんよりも
「読んでおもしろいかどうか?」こそが、エッセイの真髄なのです。
最近、本の中でコミックエッセイがますます人気です。
コミックエッセイのおもしろさの秘密は
絵が入ることでさらに現実と創作とが一体となりおもしろさをかもしだすところ。
エッセイは創作が大事…だからといって
「頭で作ったネタ」ではわざとらしさが出てしまいおもしろさが失われてしまいます。
事実・現実をもとにしながらも漫画らしい楽しいネタ…
そんな漫画が出来上がった時こそ作者冥利につきる瞬間です。