動くスタンプのキャラ作りでボクがたどり着いた『アニメ作りのコツ』とは?

2017-02-26-1

新作の動くスタンプ「ウサギのホジル」が完成間近です。

実は今回のキャラクター作りでたどり着いた自分なりのアニメ作りのコツがあるのです。

ボクがたどり着いたアニメ作りのコツとは…まずは今回のキャラが生まれるまでの移り変わりをご覧ください。。

①とりあえず「パンダ忍者」からはじまった

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はじめに考えたキャラはこちらのパンダ忍者。動きをつけやすいようにと手足は棒に、色もシンプルに白・黒・黄・ピンクの4種類です。

動きのテスト段階でパンダからウサギへと変わっていきました。

②次はブサイクな「ホジホジうさぎ」

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次に作ったのがブサイクな顔をしたウサギ。鼻をほじるポーズはこの時に生まれました。

キャラを設定した時にはかなり気に入っていたのですが、いざ動かしてみるとすごく絵のバランスをとるのが難しいのです。

特に顔のパーツである目・鼻・口の位置を決めるのが難しい。

悩みながらもとりあえずクリスタで動きをつけていきました。

③『ウサギのホジル』完成!

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スタンプ制作も終盤というところで出てきたのが最後のキャラ『ウサギのホジル』です。

変えたのはマユだけですが表情が明るくなり動きもつけやすくなりました。

制作途中でのキャラ変更でしたので、これまで作ったスタンプをひとコマずつ地道に修正…。文字とのバランスをとって完成となりました。

ボクがたどり着いたアニメ作りのコツ

絵というものは描いてみないとわからないところがあります。

というわけで、ボクがたどり着いたアニメ作りのコツとは「とにかく手を動かす」ということ。

アニメ作りはたくさんの絵を描かなければならないので途中で直すのは大変です。できれば最初にしっかりとした計画をたててから作業を始めたいもの。

しかし完璧な計画なんてたてられるわけないのですから、修正を恐れずとにかく手を動かしていくしかないのです。

それにキャラ設定や動きの練習をしているときの絵よりも、本番の絵の方がだんぜん躍動感がある絵が出てくるのです。

マンガもアニメもやっぱり同じ…とにかく手を動かして「本番に挑戦!」ですね。


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