JFCとは?『日本とフィリピンを生きる子どもたち』を読んで日本とフィリピンについて考える

野口和恵さんが書いた『日本とフィリピンを生きる子どもたち―ジャパニーズ・フィリピノ・チルドレン』という本を読みました。

JFC(ジャパーニーズ・フィリピノ・チルドレン)とは?

JFC(ジャパーニーズ・フィリピノ・チルドレン)とは日本とフィリピンをルーツに持つ子供たちのこと。つまり両親のどちらかがフィリピン人である子供です。

どちらかといってもほとんどは父親が日本人母親がフィリピン人ということになります。

この本の中でJFCの一人として静岡県立大学大学院に通う太田貴さんが紹介されています。

太田さんとは2015年7月に静岡県立大学で開催されたフィリピン研究会全国フォーラムで初めてお会いしました。先日もまたお会いする機会がありこの本のことを教えていただきました。

 

JFCのフィリピン人としてのアイデンティティー

太田さんの場合は幼いころに両親が離婚。フィリピン人の母親との母子家庭で育つ中でいろいろと苦労があったようです。

日本生まれの日本育ちであり見た目もまるっきり日本人の太田さんなのですが、いつしか自分の中のフィリピン人としてのアイデンティティーを自覚するようになったようです。

経済的な問題から中学の頃は高校に進学するか就職するかで悩んだこともあったそうですが、高校・大学進学を経て結局はフィリピンと日本の関係性を研究するため大学院にまで進みました。

本の中ではさまざまな立場のフィリピン人女性とJFCから見た日本とフィリピンが描かれています。フィリピンに関わるボクとしてもいろいろと考えさせられる内容の本ですね。