売れない漫画家生活の中で発見したボクのスランプ脱出方法

スランプ脱出法02

白いワニがやって来る…!

絵を描いているとどうしても調子が悪い時があります。漫画家の江口寿史さんは原稿が進まない状態を「白いワニが来る…」と表現しました。プロの漫画家でも描けないときは描けないのです。

ボクのスランプ脱出方法

江口寿史さんの漫画を読んでない人には白いワニなんてなんのことがか分からないと思いますけど…。細かい説明はさておいて、とにかく白いワニって現実にやって来ると絵描きにとって本当に怖いものなのです。

そこで「白いワニなんて追い返せ!」ということで、ボクが途方もなく長い売れない漫画家生活の中で発見したスランプ脱出法をご紹介します。

スランプ脱出法その①『新しい道具を使ってみる』

ボクは文房具屋さんに行くとペンのコーナーがとても気になります。新商品が出ているとワクワクしてしまって試してみたくなりつい買ってしまいます。

新しい道具を使うというのはタッチも変わってすごく気分転換になります。

スランプ脱出法その②『いたずら描きをしてみる』

真新しい紙に向かって「よし描くぞ!」なんて意気込むとかえって描けないものです。そんな時は紙のはじっこにいたずら描きをしてみます。なぜかいたずら描きの方がうまく描けるんですよね。

いたずら描きで緊張をほぐして気分転換するというのはスランプ脱出のひとつの方法。

スランプ脱出法その③『机の前から離れない』

調子の悪い時は机の前を離れて気分転換…したいところですが、そんな時こそ机から離れてはいけません。机の前に向かっていてペンさえ持っていればいずれは何かでてくるのです。

机の前を離れるとその時はリラックスできるのですが、絵を描く気持ちに戻すのにまた時間がかかってしまいます。描けないときでも机の前から離れない…これってスランプ脱出のために一番大切!

スランプ脱出法01

まとめ『描き過ぎはよくない』

いかがでしたか?あなたのスランプ脱出の参考になりましたでしょうか?

結局スランプなんて言葉はプロの世界にしか存在しないんですけどね。時間に追われて描きまくるからスランプになるのです。絵が得意だからといって描き過ぎはやっぱり生理的によくないのです。

アマチュアの場合は締め切りがあるわけではないし、商売で描いているわけでもないのでゆっくり描けばいいんです。

そもそも絵なんて時間に追われて苦しみながら描くものではないのです。絵は楽しんで描くものなのです!


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