熊代亨さんの【「若作りうつ」社会】を読んでボクが思いがけず癒された理由

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「ノンストップ!」に出演した精神科医・熊代亨さんの著書

先日、バナナマンの設楽統さんが司会を務める朝のフジテレビの番組「ノンストップ!」で「若作りうつ」</strong>について特集していました。

「若作りうつ」という言葉にひかれて、番組に出演していた精神科医の熊代亨さんの著書「若作りうつ」社会 (講談社現代新書)をさっそく読んでみました。

ボクもかつては「若作りうつ」

熊代さんの本を読んで思いがけず癒されました。なぜならボクもかつては「若作りうつ」。40歳になる頃、精神科にかかり適応障害と診断されたことがあるのです。

この本に書いてある通り、現実の年齢と理想の自分との間のギャップが心を病んだ原因。若作りから起こる「うつ」はもちろん個人差はあるものの、日本人なら誰でも襲われる可能性があるのではないのでしょうか?

「うまく年をとれない」という病は現代の日本社会に組み込まれたシステムのようなもの。この本のあとがきにもある通り、まさに日本は「年の取り方がわからない社会」なのです。

そんな日本と対照的な国がフィリピンです

「ありのままに生きればいい」と誰でも言葉ではわかっています。でもそれが意外と難しい。なぜなら「ありのままの生き方」がなんなのであるのか、すでに日本ではわからなくなっているのですから。

ボクがフィリピンに魅かれる理由はそこにあります。

夕方になればどこの街のサリサリにも、子供からお年寄りまで様々な年齢の人たちが集まります。サリサリとはタバコや飲み物やお菓子を売っているフィリピンの何でも屋さんのこと。

おせっかいなおじさん、おばさんもいます。人生やりそこなっちゃった感じの人もいます。鼻をたらした子供もいます。そして、<strong>それぞれの年齢、それぞれの立場の人たちがお互いに関わりあって生きています。</strong>フィリピンの人間関係は濃厚なのです。

子供たちは年長者から遊びを学び、お年寄りは誰からも尊敬されています。家族関係や親戚関係などわずらわしく感じることも多いですが、だからこそ人生の上で学ぶことも多いのではないのでしょうか?


30代40代のお父さん・お母さんにおすすめ

「ノンストップ!」の中では「若作りうつ」というキーワードでキャッチーに取り扱われていましたが、かなりしっかりとした中身の濃い社会学的な本です。日本の漫画文化を取り扱ったサブカル論はこれだけで一冊の本になりそう。

30代40代の、家庭を持つお父さん・お母さんにおすすめの本。気持ちが少し楽になりますよ。